Jan
27
【東京GILT会】ソフトウェアと翻訳 #1
ソフトウェア・グローバリゼーションの概要、コミュニティとベンダーによるハイブリッド翻訳の取り組み
Organizing : 東京GILT会
Registration info |
一般・セッションのみ ¥1000(Pay at the door)
FCFS
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Description
【会場の補足】入口に「YUKEN新橋ビル(新幸ビル)」と書いてあるビルの階段を登った4階です。
ウェブサイトやアプリの国際化、ローカリゼーション、多言語対応、翻訳などに関わる人達が知識を共有するための新しいコミュニティです。「東京GILT会」のGILTとは、Globalization, Internationalization, Localization, Translationの頭文字を取った用語になります。
第一回のイベントでは、「ソフトウェアグローバリゼーション入門」などの執筆者である西野竜太郎と、WordPress.com国際化チームメンバーの高野直子が登壇します。
オンラインでのコミュニティにもぜひご参加ください。 東京GILT会 Facebookグループ
ソフトウェア・グローバリゼーションの概要
登壇者: 西野竜太郎
英語翻訳者/語学書著者。著書に『アプリケーションをつくる英語』などがある。同書で第4回ブクログ大賞(電子書籍部門)を受賞。日本翻訳連盟(JTF)の理事も務める。
ブログ: http://blog.nishinos.com/
内容
ウェブやアプリといったソフトウェアを多言語化して海外のユーザーに使ってもらうには、「グローバリゼーション」(G11N)という作業が必要です。G11Nはインターナショナリゼーション(I18N:国際化)とローカリゼーション(L10N:地域化)から構成され、前者は主にプログラマー、後者は主に翻訳者が関わります。
ウォーターフォール型開発が中心だった時代は両者が別々の組織で分業し、お互いに何をしているのか知らないことがほとんどでした。しかし近年のアジャイル開発の広がりとともに、I18NとL10Nを一連のプロセスとして理解する必要性が高まって来ています。
そこで本発表では、ソフトウェア・グローバリゼーションを一体的に捉えて要点を解説します。
コミュニティとベンダーによるハイブリッド翻訳の取り組み 〜WordPress.comの場合〜
登壇者: 高野直子
Automattic社で「グローバライザー」として国際化チームのプロジェクト管理、コミュニティ管理などに携わる。一方、2003年よりオープンソースプロジェクトであるWordPressのソフトウェア・ドキュメンテーション翻訳も行っている。
ブログ: https://ja.naoko.cc/
内容
英語ベースのブログサービスであるWordPress.comは現在公式に18言語をサポートしており、それ以外にも9言語でそれぞれ1万文字列以上(全体の約半数)がボランティアによって翻訳されています。
コミュニティによるいわゆるクラウドソーシング翻訳と、ベンダーを通じたプロによる翻訳には、コストや品質管理手法などといった違いもありますが、弊社では独自の理由によりそれらを両方積極的に行っています。
本発表では、それぞれの翻訳プロセスの特徴や利点・不利点などをご紹介し、最適な方法を選ぶためのヒントを提供します。
LT(ライトニングトーク)
「PHPの国際化」宮内隆行 - 登壇者体調不良のため中止となりました
タイムテーブル
時間 | コンテンツ |
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17:15〜17:30 | 開場・受付 |
17:30〜17:40 | 挨拶 |
17:40〜18:20 | ソフトウェア・グローバリゼーションの概要 |
18:20〜18:30 | 質疑応答 |
18:30〜19:10 | コミュニティとベンダーによるハイブリッド翻訳の取り組み |
19:10〜19:20 | 質疑応答 |
19:20〜19:40 | 名刺交換・歓談 |
20:00〜 | 希望者による懇親会(近辺の飲食店) |